見どころ

境内には色鮮やかな江戸風鈴が約二千個、

かけられています。

ガラスの風鈴は手作りのため、よく見ると

色も形もそれぞれ異なります。

もちろん音も。

すべての風鈴は職人さんによる手作りです。

氷川神社のため奉納していただきました。

また、江戸風鈴には願いごとを綴った木の

短冊を掛けることができます。

短冊は正面鳥居から入り左手の社務所にて

一枚三百円にてお頒かちしています。

願いごとが風に乗って氷川の神さまに届く

よう、想いを込めて書きましょう。

川越氷川神社は古墳時代に創建されたと

伝えられます。

文書に残る創建由緒をご紹介すると

「入間川の川底が毎夜光り、人々がその光

のもとを辿ると、ある場所に行き着いた。

土地の長老が身を清め居ずまいを正し光に

向けて問うたところ、その正体が氷川神の霊光

と知りその場所に神社を祀った」

ということです。

川に囲まれた街、川越らしい由緒です。

つまり川越氷川神社は「川」と「光」から

生まれた神社。

その由緒に倣い、夏のあいだ境内の小川の底に

光を灯しています。

ちょうど七夕の時期とも重なり、まるで地上の

天の川のようにも見えます。

18時半頃から20時まで「光る川」をご覧頂けま

す。

出雲の神々をお祀りする川越氷川神社の社紋は「雲菱」。

吉兆をあらわす瑞雲を菱形に整えたものです。

縁むすび風鈴期間中の当神社境内では、出雲にちなみ「雲」が出現しま

す。とても細かな霧のため、その中に入るだけで心地よい涼しさを感じ

ていただくことができるはずです。

神社行事や結婚式、天候によって出現する時間帯は異なります。

今年も皆様のご自宅にも飾れるよう、

お持ち帰り用の江戸風鈴を職人さんに

作っていただきます。 

色は「赤」「青」「薄青」「緑」「薄緑」

「黄」「紫」、

そして淡いピンクが可愛らしい「恋色」、

初夏の空を思わせる爽やかな「空色」など。

新色も登場予定です。

また、風鈴にちなんだお守りや御朱印、

そして毎年人気の丸い形のお水も新柄で

ご用意いたします。

授与品は期間中、段階的に頒布されるモノも

ございます。本サイトやSNSで最新情報を

随時ご確認ください。